日経新聞によるとGoogleが「サードパーティークッキー」を廃止する方針を撤回したと報じています。
「サードパーティークッキー」は消費者の閲覧履歴を共有する仕組みには必須のものであるが、これを今後も利用するということになります。これは2020年に個人情報に配慮する対策として「脱クッキー」を打ち出したが、それがとん挫したということだ。
英規制当局と広告業界との間に入り、対応が難しくなったということだ。
最近、多くのネット広告の業者の決算情報などにも記載されているように「個人情報の取り扱いの問題で広告精度が下がったため、広告効果が低下した」ということが背景にある。
ネット広告を扱う業者にとって、これ以上の広告効果の低下は死活問題でもある。
暫くはこのような状況が続きそうだ。