Googleの提供しているサーチコンソールによるアクセス分析について説明したい。
次の画像はあるサイトの様子だ。運営期間は短いため、アクセスは出ていません。
検索パフォーマンスのところを見ると
- 合計クリック数
- 合計表示回数
- 平均CTR
- 平均掲載順位
とあります。下のグラフはこれらの項目の日々の推移を表示したものです。
日付:をクリックする
検索パフォーマンスの箇所の「日付:」をクリックすると比較をすることができ、直近の比較、前年の比較をすることが可能です。それにより、検索エンジン経由のパフォーマンスの比較、確認ができます。
よく利用するのは「28日」「3か月」の比較です。
エクスポートをクリックする
エクスポートというところから上記のデータをダウンロードすることができます。
クエリ
クエリの項目を見ていただくと上位クエリが表示されています。
エクスポートからダウンロードしたデータから解析
エクスポートしたデータをエクセルで加工することでデータを見ることができ、編集することができます。
そこで、そのデータを基に何をするのか?
- クエリの検索順位を確認
- 各クエリ毎の検索順位に合致するURLを確認
- 各クエリのクリック数を確認
- クエリに該当するURLとクリック数を確認し、クリック数が表示回数、検索順位を考え、ミスマッチがないかを確認します。
- 検索順位から追加すべきコンテンツを考察
- データ全体からクリック数、コンバージョン獲得が見込めるクエリを探し、作成すべきコンテンツを考察
以上になります。
検索順位からコンバージョン獲得のためのコンテンツ作りを考えるのです。こんなコンテンツがあったら、クリックしてくれるのになぁということです。
また、コンバージョン獲得が見込めるクエリはないかなぁ?とデータを眺めるのです。そして、そのクエリに関するコンテンツを修正、追加するのです。
SEOにおいて更にCVR(コンバージョンレート)を上げる方法
検索順位とクリック数から作成すべきコンテンツを考える
これがSEOなのです。コンテンツをどうするのか?みんなが見たいと思って検索しているワードから推測するのです。
検索者がより、リーチしやすい構成にすることは大切ですが、それ以上に必要とするコンテンツを作成することが大切なのです。それこそ、コンテンツSEOなのです。
サーチコンソールのデータからウエブマーケティングの戦略を考える
サーチコンソールのデータというのはウエブマーケティング、デジタルマーケティングにおける肝になる部分だと考えられます。いろいろな施策をし、それをこのデータから推測するのです。
どの商品をどういうクエリで調べているのか?どんなコンテンツを必要としているのか?が戦略に繋がるのです。
検索エンジン以外のアクセスに関してはGoogleのアナリティクスを利用するといいでしょう。
関連:サーチコンソールの利用 – インターネットでの集客(SEO等)、ウエブマーケティングのTKT (tkt-group.jp)
SEOはどうしてCVRが高いのか? – インターネットでの集客(SEO等)、ウエブマーケティングのTKT (tkt-group.jp)